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大井川鉄道でのんびり”SL体験”

東西に長い静岡県の中央部、大井川に沿って南アルプスへと向かうのが大井川鉄道です。

ここでは今も現役の蒸気機関車が煙を上げて走っています。

力強い機関車に引かれてタイムスリップの一人旅に出る

春から夏にかけての大井川沿線は桜やお茶畑の新緑、大井川の涼が楽しめます。

東海道本線と接続する金谷駅から大井川に沿って遡り、千頭駅まで39.5キロ、約1時間20分で走っているのがSL列車です。

昔ながらの木製客車から車窓を見れば、流れる川根茶の新緑や、たなびく煙が目に入り、電車の窓にしがみついて外を見ていた頃を少しだけ思い出します。

こんな旅には、一人がいいです。

時には童心にかえって、車窓を眺め、煙を上げる汽車をいつまでも見続けてみる。

タイムスリップしたような汽車の一人旅です。

大切に使われる保存車両井川線には小さなトロッコがある

大井川鉄道の本線、金谷~千頭間の39.5キロを走る数多い車両のうちオリジナルで作られた車両は電気機関車が3両だけです。

動態保存の蒸気機関車をはじめ、客車や通勤通学に使われる電車までもが日本各地で活躍した歴史的な車両ばかりです。

本来なら解体されたり、博物館に飾られる車両が、きれいに手入れされ、しっかりと働いています。

赤とオレンジに塗られた元京阪の車両も、譲ってもらったときから元のままの姿で残されています。

千頭駅から終点井川へと走るトロッコ列車も楽しいです。

小さな列車が深い渓谷を見渡してゆっくりと走っています。

この路線の途中、アプトいちしろ~長島ダム間1.5キロの間には日本で唯一のアプト式鉄道が残っています。

これは機関車の付いた歯車と線路の間に敷かれたギアをかみ合わせて急勾配を登っていく鉄道です。

接岨峡温泉駅のすぐ上にある森林露天風呂からは下を走る井川線のホームが見渡せます。

蒸気機関車の大井川線、トロッコ列車の井川線と乗りついで、一人新緑の露天風呂につかるのは何よりの贅沢かもしれません。

汽車の魅力は煙と音 昔ながらの客車に揺られる一人旅

新金谷駅では午前11時58分の少し前に11時58分発の大井川鉄道の「SL列車」が真っ白な煙を従えてすべり込んでくると、観光客が一斉にカメラを構えます。

人々をひきつける大井川鉄道の魅力は、何といってもその動態保存(実際に動かしながら保存すること)につきます。

子供の頃からイギリス製の蒸気機関車に憧れの気持ちを抱いていた大井川鉄道の元副社長白井昭さんが、西濃鉄道に残されていた最後の1台2100型がスクラップにされるという話を聞いて、何とか保存したいと、昭和45年に日本ではじめて動態保存を行いました。

現在では4種類6両の機関車を保存しています。

車両も古いですが、その古さが魅力という人々にいつまでも愛されている汽車です。

汽車に乗りこみ、ポーっというあの汽笛の音とともに車体がゆっくり動き始めると、年甲斐もなくワクワクとした気持ちになるはずです。

車窓には、大井川と新緑の茶畑が交互に流れていきます。

車内を見回してみると、昔ながらの設備が点在しています。

鋳造された灰皿(今は禁煙です。)、レトロな扇風機や、紐で編んだ綱棚などです。

足元の金属カバーは冬の間、機関車から蒸気をもらって暖房にするヒーターです。

取っ手をひねってガラガラと開ける扉の音も、木の床に染みこんだ油のにおいも、なぜか懐かしく感じます。

客車の中も懐かしい風景にあふれています。

汽車にはしゃいで、少し疲れたら客車の揺れに身をまかせて、うたた寝するのも悪くありません。

固く直角の背もたれの椅子に座っていても、窓からの暖かな日差しが気持ちいいです。

千頭駅で降りて、ホームからゆっくり走りだしていく汽車を見送って、長いようで短い不思議な1時間20分の終わりです。

洗面所で鏡をのぞけば少し煤のついた顔が旅の前と少しだけ違っていることに気づくでしょう。

大井川鉄道の見どころ

改札鋏

今の駅の改札はほとんど自動改札機に取って代わられました。

列車内での切符のチェックはスタンプです。

しかし、大井川鉄道では、今もなお当時のままの改札鋏が使われています。

硬い切符にパチンと鋏を入れる、少し前までは当たり前だった鉄道風景の一コマが大井川鉄道では見ることができます。

記念にとこの切符を持って帰りたくなりますが、基本的に各駅で回収されるので持って帰ることはできません。

しかし、駅員さんにお願いをすれば、いただくことができることもあるようです。

洗面台

新幹線や特急列車でしか見ることのできなくなった社内の洗面台。

大井川鉄道の社内にはいまもなお楕円形の洗面台が当時のままに残されています。

タイル張りの洗面所は年季が入っていて、蛇口は歴史を感じさせるつくりです。

左下のくぼみは何に使っていたのか、気になるところです。

ふだんは使用できないみたいですが、冬の時期、機関車からスチーム暖房用の蒸気を受けている時だけはお湯が出ます。

森林露天風呂

トロッコ列車の井川線接岨峡温泉駅前にあるのが奥大井接岨峡温泉森林露天風呂です。

森林露天風呂は、その名の通り多くの自然に囲まれた温泉宿です。

温泉宿ですが、入浴のみの利用もできます。

窓からは奥深い山々と駅に停まる列車の姿を見ることができます。

日頃の疲れと都会の喧騒を忘れさせてくれる静かな温泉です。

一人での宿泊もいいですが、ペットとも同室で泊まることもできます(1日1組限定)。

鮎定食

千頭駅近くにある田舎家の鮎定食は住野燃えるいい匂いがする囲炉裏のあるお部屋で食べることができます。

囲炉裏の部屋以外にはお座敷のお部屋もあります。

鮎は炭火でじっくりと焼かれているので、しっとりとした食感でとてもおいしいと評判です。

また、ご飯は麦飯で、素朴な田舎の味が堪能できます。

ちなみにこの田舎家には、定年退職されたご主人が、仲間と集まるために造った茶屋もあります。

大井川鉄道で動態保存されているSL

C10型8号機

C10型8号機は現在大井川鉄道で動態保存されている機関車の中でもっとも古く昭和5年の製造です。

C10型で唯一現存する機関車です。

国鉄新小岩機関区に配置された後、各地を転々とし1961(昭和36)年に福島県会津若松機関区で廃車となりましたが、1987(昭和62)年に岩手県の宮古市で“SLリアス線”として復活しました。

1994(平成6)年4月24日に岩手県宮古市のラサ工業株式会社より大井川鉄道へ入線し、1997(平成9)年10月14日に営業運転を開始しています。

C11型190号機

C11型190号機は2003年に大井川鉄道で復活したSLで、緑色のプレートが目印です。

1940(昭和15)年に川崎車両で製造された車両です。

1974(昭和49)年に熊本で廃車となり、八代市の個人の方が所有(静態保存)していました。

2001(平成13)年6月24日に大井川鐵道へ入線しています。

2年近くの大規模な改修を経て、2003(平成15)年7月19日に営業運転を開始しました。

C11型227号機

C11型227号機は昭和51年に保存運転を始めて以来、大井川鉄道の主力機関車として走り続けています。

昭和17年9月に製造された、戦前仕様の機関車です。

C10形の改良型として生まれたタンク式機関車で、大変すぐれた性能を持ち、時速85キロでの高速で走行ができます。

227号機は北海道標津線から大井川鉄道へ、1975(昭和50)年11月22日に入線しました。

1976(昭和51)年7月9日に大井川鉄道でSLの復活運転を開始して以来、今もなお活躍し続ける大井川鐵道を代表する機関車です。

C12型164号機(運休中)

C12型164号機は1937(昭和12)年に日本車両で製造された、昭和初期の不況時に簡易線用として経済性を求めて製造されたSLです。

C12形は赤いプレートがおしゃれな、女性に一番人気のSLです。

大変便利に使えたSLで、15年間で293両が製造されました。

中央本線 木曽福島機関区で現役を退いた後、千頭駅での静態保存展示を経て、1987(昭和62)年2月に日本ナショナルトラストの保有となり、同年7月25日に営業運転を開始しました。

※2018(平成30)年現在、運休中です。

C56型44号機

C56型44号機は1936(昭和11)年三菱重工業製で、札幌近郊や千歳線等で使用されていましたが、太平洋戦争の開戦と同時にタイ・ビルマ方面の軍隊に供出され、戦時輸送のためタイへ送られました。

太平洋戦争激化により大破した車両が多い中、とても運の強いSLといえます。

1979(昭和54)年6月、タイから日本に帰国し、同年6月29日に大井川鉄道 へ入線しました。

2007(平成19)年の「日本とタイの修好120周年」を記念して、同年10月7日より“タイ国鉄仕様”の姿(外観・塗装)で運転していましたが、2010(平成22)年9月に“日本国鉄仕様”のカラーリングに戻し、2011(平成23)年1月29日に運転を再開しました。

まとめ

鉄道といえば男性のイメージが強いのですが、最近では”鉄女”が密かにブームになっています。

大井川鉄道は新幹線や電車などの華やかな面はありませんが、小樽や門司港などのレトロな雰囲気の街と共通しています。

コテコテの鉄道ファンでなくても、ちょっと変わったレトロ感を愉しむ上では蒸気機関車の一人旅はオススメです。


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